東大式麻雀に勝つ判断力―打ち筋を理解して強くなる
/ 池田書店 / 池田書店 /
典型的な問題を集めた良質な問題集
【目次】
第一章 あなたのリーチを診断する
第二章 あなたの喰い仕掛けを診断する
第三章 あなたのスピードを診断する
第四章 あなたの守備力を診断する
第五章 あなたの状況判断を診断する
第六章 あなたの序盤の打ち方を診断する
第七章 あなたの終盤の打ち方を診断する
総合診断
【採用ルール】
・喰いタンあり、後付けあり、一発裏ドラ カンドラあり テンパイ連荘、形式テンパイあり
切り上げマンガン採用
・赤無し
【基本構成】
基本的に何切る?10問→それぞれ複数選択肢→解答ページで選択肢ごとの点数+解説
【例】
東一局西家9巡配給原点で何切る?
3367萬556677筒5789索 ドラ3萬
A 5索切りリーチ
B 5索切りヤミテン
C 89索落し
こんな問題が10問続いて解答編へ
A→10点
B→5点
C→0点
そして1問ずつ見開き1ページで解説
典型問題が多い・ただ問題は多くない。
点数計算問題もあるがお情け程度(正直無駄)
井出シリーズの「勝つ考え方」を読んだ後に本書で基礎固めをし、
もっと踏み込んで勉強したい人に「強くなるうち方」をお勧めをします。
【対象】
麻雀初心者、麻雀暦長いけど平均順位が2・5が切れない人むけ
特にデカイ手をあがったのに終ってみれば3着、ラスパターンが多い人は四章、五章、七章必読
同シリーズ「強くなるうち方」の方が難易度が高いと思います。
本当にこの本は典型的な問題を集めた問題集としての色が強いので、
【基礎はできて、結構戦術の本を読んできたという人へ】
コレクター以外はわざわざ買うほどのものではないと判断します。
個人的に安藤満の「絶対に勝つ定石」を2回りぐらい劣化させたようなものと感じました。
基礎固め、おさらいをしたいひとにお勧めします。
土田システム 麻雀が強くなるトイツ理論
/ 毎日コミュニケーションズ / 毎日コミュニケーションズ /
土田のデジタル麻雀
トイツ手の牌譜+説明の形式
故・安藤の牌譜が見られる貴重な本である。
ただページをまたがって説明が及ぶため、前に戻ったりとにかく読みにくい本でもある。
そのほかには字牌を第一打に切らない理由・土田が麻雀プロになるまでの話から始まり
トイツの出来やすい場の見分け方、トイツの作り方を本書の多くの牌譜から抽出し、
体系化しようとしている。
最後のほうに何切る問題もあるが、正解はほぼ不可能です。
今現在かなり高値がついてますが正直いって値段の価値はないです。
1000円以下で暇つぶししたいときに買ってもいいかな程度です。
土田の熱狂的なファン以外が手をだしても満足のいかない買い物になるでしょう。
初心者の方にはお勧めできない奇書です。
表紙の土田が第一打目に「北」を切っているのは秘密です。
確かに
チートイツの和りが増える効果はある。一方、それに伴い面子手構成が下手になり、トータルの雀力はあまり向上しないか。ただ、独特の味のある文体ではあり、麻雀戦術書としては一読の価値はある。
新機軸。
やっと、新しい形の麻雀戦術本が出ました。
旧来、麻雀業界ではデジタルオカルト論争が巻き起こって久しかったのですが、今回、ついに土田プロが筆を取ったということで注目度は高いと思われます。
オカルト信者の打ち手には、「まあ当然」ともいえるシステムを紹介しております。
普段アマチュアの打ち手が麻雀談義で口にしても、せいぜい「アルアルアル」程度で終わっていたことが(本書内に出てくる筋理論は10年以上前からマニアの間では言われていた)、やっと公のプロ雀士がこうして本にしたことの意味は大きいのではないでしょうか。
普段効率的合理的に打っている打ち手にしてみれば「何スカソレ?」的内容ばかりですが、そういった人たちにも手にとってほしい本です。
否定するのではなくて、麻雀を平面で捉えるのでなく立体的に捉える手法として、いわば新たな方法論の一つとして読むとよいでしょう。
実際、世の中でも生命を科学で論ずる人と、哲学で論ずる人がいます、そんな感じですね笑。
内容的には前半が本書の目玉「トイツシステム概要」、後半は「自戦記牌譜解説」。
ただ、文字を追い難い笑。段落分けなどの構成をもっと上手くして欲しかったとは思います。
理論としては新鮮
この本の通りに実践で打ってみましたが、チートイツの聴牌までのスピードやトイツ場かどうかの判断力は向上します。
ただ守備力は落ちるかも。その分星4つで。
雀力に行き詰まりを感じつつある若者におすすめです。