定石の周辺〈2〉小ゲイマ受けに強くなる (定石の周辺 (2))
だって小ゲイマ受けは後の変化が少なくて、簡明ということが近年の流行のひとつの理由だと思うのだが、その小ゲイマ受けでさえ、後の変化が一冊の本になってしまうなんて! われわれは途方に暮れるしかないのだろうかという気分にさえなる。
でも変化図を見ればわかるけれど、そんなに途方もなく難解な変化はない。初段くらいの力があれば、碁盤に並べるまでもなく目で追える変化がほとんど。そのあたりが簡明と言われる所以か。
びっくりするだけでも一読の価値があると思いますが、気軽に盤なしで読める定石書です。しかも一局打てば、一回くらいは出てくる定石ですから、その後の変化を見ておくことも有意味でしょう。全部覚えようなんて思わず、面白そうなところを拾い読みするというような読み方でも十分得るところがあると思います。