麻雀放浪記 九連宝燈に死す ワイド版 (バンブー・コミックス)
/ 竹書房 / 竹書房 / 井上 孝重 /
凄い…
ワイド版ということで、前巻と一緒にまとめて2冊を一気に読みました。
麻雀が題材ではありますが、騙しているつもりが
実は騙されていたり、落ち目になると見向きもされず…
駆け引きやら複雑な心理描写やら、それぞれの登場人物に
思いを馳せて人間模様を読んでいるだけで、実に面白かった。
最後の場面で、坊や哲、達さん、ドサ健の表情が実に
清清しく感じたのは自分でも不思議です…
打姫オバカミーコ 1 (近代麻雀コミックス)
/ 竹書房 / 竹書房 /
全巻通してのレビュー
完結したので全体的な評価を。
うまくなりたいけど、何を読めばいいか分からないという人。
これしかありません。
1巻から最終巻(15巻)まで読めば、必ずレベルアップできます。
(もちろん最初の方だけ読んでも上達しますが…)
この本の良いところは、麻雀の基礎と本質を、的確かつ分かりやすく描いてくれること。
その点、オバカミーコの右に出る指南書はないと断言してもいい。
基礎と本質の教えがしっかりしているので、
なんとなく打ってなんとなく強いような人より、
ずっとうまくなれます。
巻を追うごとに内容も徐々に高度になりますが、
焦らずに、指導されたことを1冊ずつマスターしていってください。
実戦の中で必ずや、
「あっ! この局面、オバカミーコで習ったのと同じだ!」と、
進○ゼミみたいなことになるでしょう。
ライバルに差をつける、追いつくにはこれしかない。
幼なじみのあの娘も強くなった君のことを好きになるかもしれません。
ストーリーそのものも、麻雀業界の現状などが掘り下げられていて読み応えがあります。
もちろん他の麻雀漫画のような卓上のバトルも盛りだくさん。
ギャグもなにげにセンスがある。
以上褒めちぎりましたが、
作画の方はそんなにうまくないので、そっちの期待はしない方がいいと思います。
麻雀初心者にオススメ
自身も初代最強位のタイトルを持つ麻雀界の大御所、片山まさゆき先生による麻雀漫画。読めば読者は主人公のミーコと共に麻雀テクニックを習得しつつ女子プロ世界の奮闘ストーリーが楽しめる。
しっかりと読む漫画?w
素通りしただけでは知識として残らない。でもそれでは勿体ない。結論として
何回か繰り返して読む漫画となる。そうする事で確実にミーコと共に実力は上がっていくと
思います。
何故これが今まで出来なかったのか?
麻雀が大好きな人の大半は、プロの書いた戦術書のようなものを読んだことがあると思う。しかしそれらのほとんどは「総合的な状況を判断しろ」「経験を積め」という不透明な言葉だけで埋め尽くされている。確かにプロの世界には文句なしに強い人が沢山いるが(それでもほんの一部だ)彼らは自分たちの技術をちゃんとした言葉に置き換えることが出来ていない。はっきり言って、巷に出回っている戦術書の9割は使えないのだ。読むだけ無駄である(もちろん良書もあるが)ましてや、ただの娯楽である麻雀漫画を読んで強くなる訳がなかった…そう、今までは。この漫画は革命を起こしたのだ。
「両面で待つ」「無駄なダマテンをしない」「押し引きの分岐点」
挙げるとキリがないが、全てのアドバイスが実践に結びついており、分かりやすい。曖昧な表現は一切ないと言っていい。しかも、実践でどうすればいいのかを漫画の中の闘牌で示している。素晴らしいの一言である。「こんなの当たり前」と鼻で笑う人がいるが、一般レベルで見るとほとんど出来ていないのが現状だ。
ただし、片山まさゆきという一個人(と協力しているプロ)が書いているものなので、もちろん偏った意見がたびたび見受けられる。しかし、初心者と中級者に必要なことはほとんど書かれているし、単純にこれらを守るだけでも強くなれることは保障出来る。良書である。
麻雀初心者~中級者には良いかも?
初心者なのに麻雀プロになっちゃったミーコとその師匠波溜の二人三脚物語である。ストーリ自体もそこそこ楽しめるのに加えて、一話ごとに簡単な麻雀の基本戦略が登場してくるので、読むだけで少しずつ雀力が向上していく一冊です。片山先生の他の作品もオススメします。一緒に読めば麻雀力アップ間違いなし!
麻雀放浪記CLASSIC 1 (近代麻雀コミックス)
/ 竹書房 / 竹書房 / 井上 孝重 /
リアルに生きた時代。
男達がリアルに生きた時代を描いた快作。
昭和20年、法も秩序も戦後の荒廃でまだ未整備の街、東京。
ある者は日銭、ある者は大金、又ある者はプライド・・・混沌の街が発する「熱」を麻雀を通して男達が奪いあう。
今ではお目にかかれない、イカサマ、暴力、ヒロポン、どぶろく・・・
この時代に生きる人間のロマンと葛藤をあますところなく、再現している。
現実味の無いはったりの物語ではなく、昭和の混沌という時代に生きたリアルな男達の物語。
漫画家の井上孝重先生は既に亡くなられている・・・
踊るような闘牌シーンがもう観られないのが本当に残念でならない・・・
麻雀漫画の傑作
井上孝重さんによるこの漫画は阿佐田哲也の世界を完全に表現しつくしている。私は阿佐田哲也の原作も読んでいるが、よくここまで当時の社会の空気や人物を描けていると感心する。いわゆる麻雀漫画とは一線を画する作品である。誰かの「哲也」などという漫画とはまったく異なる一級の漫画だ。
麻雀を知らなくても、原作を読んでいなくても、楽しめると思う。あなたが麻雀好きなら迷わず手にとることをすすめたい。
現在は入手困難のようで残念でならない。